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きんいろのしか―バングラデシュの昔話
¥1,430
金が大好きな欲深い王様から、金色の鹿を捕らえよと命じられた牛追いの少年ホセン。心優しいホセンは、動物たちの力を得て、鹿のすみかを見つけます。 心優しい弱者が、強欲な強者を負かす、痛快なバングラデシュの昔話です。 長らく品切れになっていましたが、読者からの熱いリクエストに応え、2022年4月にめでたく復刊されました。 再話:石井 桃子 絵:秋野 不矩 案:ジャラール・アーメド 出版社:福音館書店 サイズ:27cm×19cm ページ数:32ページ
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マリールイズいえでする
¥1,650
マングースの女の子マリールイズは、いたずらが過ぎて、お母さんに叱られ、新しいお母さんを探しに家出します。 知り合いを訪ねては、自分をそのうちの子どもにしてほしいと頼みますが、相手にされません。 子どもたちは、マリールイズの子どもらしい怒りに共感し、その幸せな結末に満足します。 作:ナタリー・サヴィッジ・カールソン 絵:アルエゴ・ホセ、アリアーヌ・デューイ 訳:星川 菜津代 出版社:童話館出版 サイズ:26cm×21cm ページ数:32ページ
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はちうえはぼくにまかせて
¥1,320
どこにも行けない夏休み、トミーは家を空けるご近所さんの鉢植えを預かる アルバイトをすることに。鉢の植物はぐんぐん成長し、家はジャングルみたいになり、 お父さんはご機嫌ななめ。トミーは勉強し、それぞれの植物にあった手入れをします。 自分で工夫することで人の役に立つ、喜びと自信が伝わってきます。 作:ジーン・ジオン 絵:マーガレット・ブロイ・グレアム 絵:もり ひさし 出版社:ペンギン社 サイズ:29cm×21cm ページ数:36ページ
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くんちゃんのはたけしごと
¥1,045
畑仕事を手伝うことになった子ぐまのくんちゃんは、初めは失敗してばかり。 でも、お父さんのすることをじっと見ているうちに・・・。 「こうしなさい」と言われてするのではなく、自ら学んで、役に立つことができるようになる喜びや誇らしさが伝わってきます。 作・絵:ドロシー・マリノ 訳:間崎 ルリ子 出版社:ペンギン社 サイズ:26cm×20cm ページ数:36ページ
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くんちゃんのはじめてのがっこう
¥1,045
SOLD OUT
入学の日、子ぐまのくんちゃんは心を弾ませ、お母さんと学校に出かけますが、お母さんは教室に入らず帰ってしまい、不安になります。 くんちゃんは、いたたまれずに、教室から飛び出します・・・。 アメリカ人作家による作品で、入学式をきっちり行う日本とは違う、形式ばらない入学、また、入学直後の子たちが学ぶ内容の共通点など、日本とアメリカの文化的な相違を楽しむこともできます。 作・絵:ドロシー・マリノ 訳:間崎 ルリ子 出版社:ペンギン社 サイズ:26cm×20cm ページ数:36ページ
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あした、がっこうへいくんだよ
¥1,100
SOLD OUT
「おやすみ、ウィリー」 「あした、きみがっこうへいくんだよ」 「まだ、おきてる?」 入学前夜、くまのぬいぐるみウィリーに声をかけ、励ますことで、男の子は気持ちが落ち着いてきます。 文:ミルドレッド・カントロウィッツ 絵:ナンシー・ウィンスロー・パーカー 訳:せた ていじ 出版社:評論社 サイズ:18cm×18cm ページ数:32ページ
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とべバッタ
¥1,540
天敵から隠れ、怯えながら過ごすのが嫌になったバッタは、ある日決意し、悠々と日向ぼっこを始めます。 案の定、ヘビとカマキリに襲われますが、死にものぐるいで飛び上がり、敵を蹴散らします。雲の上まで上りつめたあと、力尽きて落ちますが、自身の羽の存在に気付き、初めて舞い上がります。 他の虫たちに飛び方をどんなに笑われても、バッタは平気でした。自分の力で飛べることが嬉しくて仕方なかったから。 力強くエネルギッシュな絵は、お話にぴったりです。 何かを始める人、始めた人に、勇気をくれる一冊です。 作・絵:田島 征三 出版社:偕成社 サイズ:25cm×30cm ページ数:36ページ
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ペレのあたらしいふく
¥1,320
ペレは自分で育てた子羊の毛を刈り取り、それをおばあちゃんにすいてもらう代わりに畑の草取りをし、糸紡ぎの代わりに牛の番をして・・・。小さな男の子が、周りの大人たちの善意と見守りのもと、自分の力で服を作りだす過程が描かれています。 ペレの喜びと自信が伝わってきます。 作・絵:エルサ・ベスコフ 訳:おのでら ゆりこ 出版社:福音館書店 サイズ:24cm×31cm ページ数:16ページ
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番ねずみのヤカちゃん
¥1,430
家主のドドさん夫妻に気付かれないように、壁の隙間でひっそり暮らすねずみの親子。 4匹の子ねずみのうち、ヤカちゃんはバカでかい声の持ち主で、どうしても声を小さく することができず、ドドさんたちに気付かれてしまいます。 ところがある夜、ヤカちゃんの大きな声が、ドドさん夫妻を救います。 一見弱点に見える個性も、強みなのです。 作:リチャード・ウィルバー 訳:松岡 享子 絵:大社 玲子 出版社:福音館書店 サイズ:21cm×19cm ページ数:72ページ
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チムとゆうかんなせんちょうさん
¥1,430
船乗りに憧れる少年チムは、汽船に潜り込み、船長さんに叱られますが、よく働き、徐々に船乗りたちから認められるようになります。 しかし、ある日、海が荒れ出し、船が難破してしまいます。最後まで船に残ったチムと船長さんが絶体絶命を覚悟したそのとき・・・ 手に汗にぎる海洋冒険もので、幅広い読者をもつイギリスのシリーズです。 作・絵:エドワード・アーディゾーニ 訳:瀬田 貞二 出版社:福音館書店 サイズ:27cm×20cm ページ数:48ページ
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なぞなぞのすきなおんなのこ
¥990
なぞなぞの好きな女の子が、なぞなぞをしてくれる相手を探しに森に行き、おなかを空かせたオオカミに会います。 女の子はすぐさまお得意のなぞなぞをかけます。 ドジなオオカミが目をつぶって考えている隙に、女の子はさっさと逃げ帰ります。 作:松岡 享子 絵:大社 玲子 出版社:学習研究社 サイズ:23cm×19cm ページ数:62ページ
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はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー
¥1,320
真っ赤な除雪車けいてぃーは、雪の少ないうちはじっと待っていなければなりません。 ある日大雪がふり、他の雪かきトラックは動けなくなりました。 けいてぃーは町を埋め尽くす大雪の中を出動し、通りの雪をかきのけていきます。 白一色だった画面に次々と建物が現れ、町が再生していく様子は見事です。 子どもたちは、描きこまれた地図を細部まで楽しみます。 文・絵:バージニア・リー・バートン 訳:いしい ももこ 出版社:福音館書店 サイズ:23cm×26cm ページ数:40ページ
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天使のクリスマス
¥1,760
SOLD OUT
クリスマスイブの夜、女の子がサンタクロースへの手紙と靴下を置いて眠ると、小さな守護天使が現れて、煙突のない家にサンタクロースを案内します。 140ものコマ割された絵だけで構成されていて、文字がないぶん余計に、空気感や音が伝わってきます。 一人で見て、静かで美しいクリスマスの夜を楽しむのも良し、サンタクロースや守護天使にセリフを付けて、子どもたちと賑やかに楽しむのも良しです。 作・絵:ピーター・コリントン 出版社:ほるぷ出版 サイズ:28cm×23cm ページ数:34ページ
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子うさぎましろのお話
¥1,100
SOLD OUT
子うさぎのましろは、サンタクロースのおじいさんから、プレゼントをもらいましたが、他にもほしくなり、体に炭をぬって他のうさぎになりすまし、タネをもらいました。 でも、炭が取れなくなり、嘘をついてプレゼントをもらったことを後悔したましろは、タネを神様に返すことにします。 色鉛筆の線描画が白地に映える素朴なお話です。 文:佐々木 たづ 絵:三好 碩也 出版社:ぽぷら社 サイズ:24.5cm×21.5cm ページ数:32ページ
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ねむりひめ
¥1,430
お姫さま誕生のお祝いパーティーに招かれなかったことを恨みに思った占い女の呪いによって、お姫さまは15歳の誕生日につむに刺され、100年の眠りにつきます。 繊細な線と地味な色使いで、品格のあるこのグリムの昔話の雰囲気が豊かに表現されています。 グリム童話 絵:フェリクス・ホフマン 訳:せた ていじ 出版社:福音館書店 サイズ:31cm×22cm ページ数:32ページ
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こねこのぴっち
¥1,650
こねこのぴっちは、きょうだいねこたちと遊ばずに、オンドリや他の動物の真似をしては失敗。 挙句に、ウサギになろうとして小屋に閉じ込められ、怖くて寒い思いをして、病気になってしまいます。 みんなが優しく看病してくれて、すっかり元気になったぴっち。 ありのままの自分を大切にしてくれる、温かい家庭が描かれていています。 ぴっちは、何かもっと別のものになりたいと思って冒険したことで、家庭が一番落ち着く自分の居場所であることや、自分が猫である喜びに気付いたのです。 スイスでの原書の初版は1948年、1954年に日本で翻訳出版され「岩波の子どもの本」として長く親しまれてきた絵本の大型判です。 作:ハンス・フィッシャー 訳:石井 桃子 出版社:岩波書店 サイズ:23cm×33cm ページ数:31ページ
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へびのクリクター
¥1,100
フランスに住むボドさんのもとに、ブラジルにいる息子から誕生日祝いとして大へびのクリクターが届きます。 クリクターはボドさんに愛情いっぱいに育てられ、へびの特性を活かして町じゅうで大活躍! 作:トミー・ウンゲラー 訳:中野 完二 出版社:文化出版社 サイズ:28cm×21cm ページ数:32ページ
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いろいろへんないろのはじまり
¥1,760
昔々、世界に色がなく、すべてが灰色だった頃、魔法使いが青色を作り出し、世界中が青色に染まります。 初めはみんな喜んでいましたが、次第に気持ちが沈んできて、誰も笑わなくなってしまいます。 この状況をなんとかしようと、魔法使いは黄色を作り、世界は黄色に塗り替えられますが、次第にみんな目がちかちかしてきて、まぶしさで頭痛がしてきます。 次に魔法使いが作ったのは赤色。どうなってしまうのでしょう? この絵本を読むと、色々な色があるからこそ、この世界は美しいのだと、絵から感じることができます。 単色で染まった世界の絵を見ていると、読者もその色から受ける心理的効果を感じられますし、 色彩豊かな世界の絵を見ると、心からほっとし、美しいなと感じて元気が出ます。 絵本の醍醐味ですね! この世界には、色々な人や生き物がいるからこそ、美しいのだと改めて感じます。 みんな同じだとつまらないし、色々な弊害が起こるのだと思います。 それぞれの個性を大切にしたくなります。 みんなが自分や人のありのままを認め、違いを認め合える豊かなやさしい社会になりますように。 ちなみに、この絵本は、長男が5歳の頃、数ヶ月間ずっと「一番好きな本」だった絵本で、何度読んだがわからないくらい読みました。 物事の起源に興味を持ち始める5歳頃から子の想像力も広げてくれる、楽しいお話です☺️ 作:アーノルド・ローベル 訳:まきた まつこ 出版社:冨山房 サイズ:28cm×21cm ページ数:32ページ
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ねずみとくじら
¥1,430
海が大好きなねずみは、自分で舟を作り、凪渡った9月6日に船出します。 ところがある夜、舟から海に落ちてしまい、力が尽きかけたとき、一頭のくじらに助けられます。 ねずみを岸に送り届ける間に、ふたりは語り合い、親友になります。 そして、ねずみが陸の暮らしに戻り長い年月が経ったある日、くじらが大嵐に遭い浜辺に打ち上げられてしまいます… お互い心から尊敬し、どんなに離れていても、いつも心の中にいて、力になる。 これぞ真の友達だなぁとしみじみ感じます。 瀬田貞二さんらしい、少し硬くてオリジナリティーのある美しい訳は、ときにおかしみさえ感じられ、お話にとてもいい味を出しています。 ぜひ読んでみてくださいね☺️ 作 ウィリアム・スタイグ 訳 瀬田 貞二 出版社 評論社